「情熱と集中の洞察(47)」・・・三戦道と「茶道の真髄」
「何にても置き付けかへる手離れは恋しき人にわかるると知れ」 (千利休)
生死は慈しむべし(昌史)・・・茶道の大家である千利休が残した数ある教えの中に
「武禅三戦道・無心の武の舞=手(tee)Uyanpara」の真髄を一言で言い表している道歌があった・・・
「それ」は
錬心・・永遠の残心を突き破り・・・靜ずれば即ち音無き音を聞き坐して、また動ずれば内に深く、微息をかすかに観て打つ!「武禅寂靜三戦行=動禅」の真髄である。・・・「それ」はやがて護身術・空手の攻防の理法を一時で悟らしめると同時に、又それは武に限らず「礼に始まり礼に終わる」から始まる日本精神の伝統の真髄でもある。「それ」は即ち「伝統空手道の精華」であり「日本民族一億総見性時代の幕開け」の「光明」であると同時に・・・・そして同じく「それ」はやがて三戦道と伝統空手道実践者を確実に「没我」に至らしめる道標となるだろう。
・・・「武禅三戦道」の別名、又このブログの副題である
「情熱と集中の洞察」は「情熱=志・愛・夢・祈り・勇猛心・生業・肉体そのもの・・」等と「集中=一点集中見る見る(稲福薫先生提唱)と継続は力なり・祈り」と「洞察=坐禅・瞑想・祈り・三戦」は、実は護身術向上の空手のためだけの三戦ではなく、孟子の
「恒産なければ恒心なし・・・」に説かれる「日本人としての定まった生業(職業)、日々日常」のあり方に更に「人生二度なし」の決定的な自覚に至った者が「今、ここに、今この瞬間」に在る状態が「無心の祈り」の「型(合掌)=心)」に集約されるのだが、武禅はあえて「それ」を「情熱と集中の洞察」と言い換えただけなのです。・・又「それ」は今最も日本人に必要なものは間違いなく「労働(型・三戦)と祈りと放下」の「精神」であると武禅は気づき、そして武禅正道拳は「それ」、その「精神」を伝統空手道の「型」である「三戦」にぶち込んだのです。 故に
「情熱と集中の洞察=三戦道」なのです。
・・・「道」を標榜し「道を歩み続ける」のもお互い楽しい「命」がけなのですね・・・皆様「道」は至ってシンプルです「こんにちは・いただきます・ごちそうさま・ありがとうございます=合掌」(心で真剣に合掌すれば良いのです)・・・武禅正道館の拳士たちは日本を代表して「いただきます、ごちそうさまでした、ありがとうございます」が言えればもう
「自利利他」行の体現者、本物の「無垢の黒帯!」なのですね、皆様にも実践をおすすめいたします。
「伝統空手会館は万古不易の根源に立てよ」
なんくるないさ~
関連記事